先に書くとあやうく失火し火事になるところだった
ヘラクレスやコーカサス、ケンタウルスカブトムシの幼虫達は大体3か月を目安にマット交換を行うがあまりフンだらけになっていないことも多い
そのような場合は環境変化で拒食症になったりするのを防ぐため、マットをふるいにかけて元のマットを半分くらいで残りの半分だけ新しいマットを補充して混ぜたりする
糞だらけだったりコバエが湧いている、あるいは3令でもう大きい場合には全交換が基本
余ったマットやフンが含まれる交換後のマットは一時期屋外のトロ舟(大)に入れて置き乾燥しコバエも駆除
時間が取れる週末に時折フルイにかけてフンと廃マットを分離し廃マットは衣装ケースに移し再利用、フンはプランターなどに利用-というのをここ数か月行っていた
今週夜遅くに仕事を終え帰宅すると、何か焦げ臭い・・・
各部屋を回りガス栓などの火の元、コンセント周辺を確認するも異常なし
着替えてから窓を開け換気し、PCを立ち上げビールを飲み始めたがまだ焦げ臭いまま
段々気になってきたので外部にあるガス装置も見てみたが問題なし
戻ってからそのまま20分くらいYoutubeなどを見ていたが・・・
1本目のビールを飲み終わり2本目を取りに冷蔵庫のあるリビングに行くと室内が煙で真っ白に!!!
部屋に入りその部屋にある窓から外に出てみると、なんとトロ舟に積み上げてあった昆虫マットと乾燥させていた朽ち木が木炭のように真っ赤になりくすぶり煙を上げている
数秒思考停止したが、油もの火災のように水をかけて拡散するタイプのものではないはずなのでダッシュでバケツを持ってきて水を注ぎこむ、1杯また1杯

ちょうど少ない時期で山盛りではなかったので壁などには触れておらずやがて鎮火

どっと疲れたので冷めるまで少し休憩。そのまま放置しておくと水が乾燥して今度は本当に大火災になるためドロドロ水浸しの激重トロ舟をどうにか移動
泥炭のようになったマットや朽ち木は全て廃棄処分

トロ舟も一部底面と側面が焼け焦げており、裏返してみると溶けてしまっていた
しばらく途方に暮れていたが、色々なところに炭や黒い灰が飛び散ったり消火活動で水浸しになったりで悲惨な状況
ほんの少しだが家屋を焼失して命や家族は助かったものの財産や思い出の品を失った人や、ぼやや半焼で済んだが水浸し、消火剤まみれで家財等が台無しになってしまった人の気持ちが分かった
たまたま帰宅後だったからよかったものの、昼間や旅行等で家を空けているときだったら完全に火事になっていた
堆肥や発酵マットは熱を持ち60度以上になることは結構知られているが、まさか山火事のように発火まで行くとは完全に想定外
今後は室外の管理は廃止、厳禁にした
また室内でガス抜きやその後ストックしているマット、幼虫の入っているプラケースそのものも管理も見直すことにする。
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