ホテルのバイキング朝食をとってからゆっくりと風呂に入り、チェックアウト時間ぎりぎりまでゆっくりしてスピーチの練習をして過ごす。午後14時集合で時間が空いてしまうのだがあまり時間をつぶす場所もなく、いったん会場に電車で移動するも駅周辺はファミレス等はどこにも見当たらない。まだ暖かい時期なら公園でブツブツと練習すればよいのだが、東北の冬ではそれは無理。朝から雨がぱらついていたが途中から雪になってしまったので仕方なくいったん中心街にまた電車で戻る。
昼時に近くなりどこも混み始めてしまったが、ようやく入れた店で力うどんにありつく。

まだ早かったがそろそろ会場も空いているかと思い再び電車へ。「仙石線」と書いて「せんごくせん」と読むのかと思っていたが、正しくは「せんせきせん」というのを知った。仙台と石巻を繋ぐ路線。


30分くらい前に会場入りしてから、手続きをして廊下でドリンク。

今回は少し高めのユンケル黄帝ロイヤル2。


教室へ入ってからは2枚重なっている受験票(試験官が2名いるため)を記入したりして待つ。結局1時間くらいで順番が来て教室前の廊下へ。いつもここで待っている時が一番嫌な時間。緊張で吐き気もこみあげてくるし、無駄に咳払いをしたり飲み物を飲んだり落ち着かない。受験票を渡して名前を呼ばれ、入室。
※ ※ ※
一応ノックをしてから、"Hello!" と元気よく入室。上着や靴など荷物が多いので置いてから着席。今回は女性のネイティブ(おそらくアメリカ人)と男性の日本人のペア。まずはお互いに名乗ると、簡単な自己紹介を促される。準備してきた通りにこなし、2・3質問があったあと続けるかと思ったがすぐにスピーチに入った。女性からスピーチについての説明があり、進め方は何度か受験しているので分かるのだが、説明がかなり速い!初回受験の人やあまり普段から容赦のない速いネイティブスピードに慣れていない人はこの試験官はかなりきついのではないかと思った。1級で最上級クラスなのでこれくらいは当然、と気にも留めていないのかもしれない。
机上に置いてあるカード(というか今回は普通の紙)をひっくり返し記載されている5つのテーマを睨みつけるように一つ一つ確認。前回はテーマ選定で大失敗したので少なくともきちんと意味が分かるテーマを、と思ったが本当に最近は細かいテーマばかりでどれも難しい。まだ一番マシだろう・・・というものを選び、1分経過したので選定したものを申告、スピーチ開始。
イントロは"Nowadays..."から始まるひな形の変形で始めた。一つ目のボディーはやや詰まりながらもなんとか説明したが、二つ目が論理的にうまくなく、またまたしどろもどろモードに。途中で2分経過したが続けさせてくれたので強引に結論までどうにか言い切って終わらせる。
質疑応答は予想通りに2つ目の点について女性側に突っ込まれ、もともと論理が破綻しているような内容だったので当然うまく質問を捌けず。男性からのいくつかの質問にも一応答えることはできたが、内容的にややピントがずれた回答になってしまっており冷や冷や状態。
どうにか意思の疎通はできていたと思いたいが、肝心の中身が今回もスピーチ・質疑応答ともに良くなく残念な結果に終わった。練習していないから仕方ないのだが、それでもやはり「いつになったらもっとうまくなれるのか」と帰りの新幹線とバスの中で悲しいというか空しい気分になってしまった。
うまくいった人も、自分のように残念な出来だった人も受験された皆様、何はともあれお疲れ様でした。
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