


今回の乗り継ぎ(connecting flight)はフィンランドのヘルシンキ空港。待ち時間が少なく、前回よりも日本初は朝の遅い便で現地着は夜の早い時間だったためまだ楽だった。

機内で「南から来た男 Man from the south」の残りの3編を読む。
・Lamb to the slaughter
ある日突然、刑事の夫に別れ話をされた身重の妻。衝動的にとってしまった行動とその結末は・・・。妻の細かい心理描写が秀逸。
・The wish
カーペットの模様を色々なものに見立てて冒険する子供らしい、想像力豊かなショートストーリー。学校の登下校などで似たようなことをしたことがある人は多い?
・Taste
ワインのティスティングの話。これも「南から来た男」と同じく賭けの話で、オチも面白いが、銘柄を当てるまでの描写が凝っていてくり返し読みたくなる。
