
○TOEIC既出問題集LC(過去問リスニング編)

テスト4のパート3、4を実施、2周目完了。
○Fancies and Goodnights (John Collier) 幻想と夜のバラード (ジョン・コリア)

・The touch of nutmeg makes it ナツメグの味 (ちょっとのナツメグが決め手)
どこかで名前だけは聞いたことがあったこの話。
語り手の職場の研究所に新しい研究者がやってくる。神経質そうだったが、語り手と友人は誠実に見えるその新人に話しかけ徐々に打ち解けていく。ある日研究所に来ていた新聞記者がその新人を見て驚く。彼が言うには、過去にその新人は殺人の嫌疑で逮捕されたが動機も証拠がなく無罪になったとのこと。
ある日の夜、語り手と友人、そして新人で夕食をともにすることになりその後新人の家を訪れる。過去の事件のなりゆきを告白し、安堵したのか彼は腕を振るって故郷のカクテルを作り始める…。
少しずつ新人の様子がおかしくなっていく不気味な描写が秀逸。最後の部分は冠詞(a や the)や代名詞(that)に気をつけて読み返して、ようやく話の筋がすっきりと理解できた。
