帰りの電車の中でシウマイの駅弁。いつ食べてもおいしい。


○TOEIC既出問題集LC(過去問リスニング編)

テスト5のパート3、4を実施、2周目完了。これでこの本全体も2周したので、あとは音読や暗唱も交えながら周回しながら熟成予定。
○TOEIC既出問題集RC(過去問リーディング編)

テスト3のパート7、テスト4のパート7をそれぞれ実施して2周目完了。
○Fancies and Goodnights (John Collier) 幻想と夜のバラード (ジョン・コリア)

・Bottle party 瓶詰のパーティー
虎皮の敷物と若い美女に囲まれた将来を夢見る男。35歳になり人生の現実が見えいずれも実現しないと悟り、趣味にでも没頭しようかと街をぶらついていた時にボトルシップに惹かれて1件のみすぼらしい店に立ち寄る。そこで店主に乳白色の煙で満たされた瓶詰のイスラムの精霊、悪魔、魔女などの奇想天外なコレクションを紹介される。
この話は本の1番最初の話だが、凝った表現や暗喩などはなくストレートで分かりやすい。瓶に耳を近づけたときに"Let me out. Do let me out. Please let me out. I'll do anything. Let me out. I'm harmless. Please let me out. Just for a little while. Do let me out. I'll do anything. Please -"と、ここから出して欲しいと繰り返し懇願する叫びが聞こえるシーンはぞっとする。結末はああやっぱりか、と思わせるものだが、さらに最期は救いも何もない結末。
・Thus I refute Beelzy だからビールジーなんていないんだ
一人で遊んでいた息子に、早目に帰宅した歯科医の父親が何をして遊んでいたのかを聞くというありふれた場面。息子は「ビールジーさんと遊んでいた」というが、その描写があまりにも荒唐無稽であるため両親はよくある空想と取り合わない。あまりにも強情に子供が言い張るため、立腹した父親は先に息子を子供部屋に下がらせ紅茶を飲み終えた後におしおきのために階段を上がっていく…。
これも分かりやすい話だが、最後の1文の唐突な結末が全て。
・Bird of prey 猛禽
トムと名付けたオウムを飼っている夫婦の家である夜、オウムが何者かに襲われてしまう。ネコかと思ったが、夫は確かに飛び去って行くタカか何かを見たと妻に話す。数日後、オスだとばかり思っていたオウムが弱っていく中で卵を産み、やがて息を引き取る。そのうちに卵は無事孵ったが、生まれたのは母鳥に似ない真っ黒な雛。
夫婦の会話を中心に淡々と進んでいくストーリー。生まれた鳥がしゃべった衝撃の内容で一気にラストへ。最後の描写はくっきりとホラーな余韻を読者に残す。
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