気分転換を兼ねて、外国語の達人としても有名なシュリーマンの自伝「古代への情熱」をつまみ読みする。

多少は自己宣伝・神格化の面もあるかもしれないが、凡人でも参考になる内容もある。
1. 大きな声でたくさん音読すること
2. ちょっとした翻訳をすること
3. 毎日一回は授業を受けること
4. 興味のある対象について常に作文をかくこと、そしてそれを先生の指導で訂正すること
5. 前の日に直した文章を暗記して、次回の授業で暗唱すること
この全てを継続すれば間違いなく上達するだろう。 自分ができているのは1の音読のみ。
単語の暗記については朝型の人でも夜にやることを進めているケースが多いが、シュリーマンも夜に記憶モノをこなすことを勧めている。
・記憶力は日中より夜の方がはるかに集中しやすいから、私はこの夜の反復練習にもきわめて大きな効果を認めた。
心理学で「逆行抑制」といってあとから学習したものが邪魔をして先に学習したものが再生しにくくなるということがあるそうだが、寝る前の単語暗記や文章の暗唱はあとは寝るだけで上書きされず、かつ睡眠中は記憶が整理されるため効果が高い。
さらに朝に前夜の復習をすると記憶がより定着することも知られており、エビングハウスの忘却曲線から導き出される復習タイミングとしても理にかなっている。
■リスニング・スピーキング
■リーディング
○英検1級英作文問題
別冊を通して30~1まで逆に音読。
○The Barack Obama Story
演説を通して最初から最後まで音読。
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