
Image by 振鐸 李 from Pixabay
寝つきが悪い時にどのようなショップなのかスマホで調べてみたが、カブクワブーム全盛期にあったかなりの規模の業者ですでに廃業していることを知った。
植物検疫法が改正されたのが1996年6月、その後1997年4月に施行。申請を行い審査に通れば一部の外国産のカブト・クワガタが輸入可能となった。その後2000年にはさらに緩和。
図鑑でしか見ることができなかったカブトムシやクワガタがペットショップやホームセンターに並び、セガの「甲虫王者ムシキング」は大ヒット。
その全盛期には大規模な会場で即売会まで開かれ、物凄い熱気・品揃えだ。
〇奈良オオクワセンター即売会潜入報告!
〇奈良オオクワセンター直販部 店舗完成オープンセール報告!(1999年)
山のような生体、菌糸ビン、マットや朽ち木、昆虫ゼリー。経営者の方はサービス精神旺盛で気前が良い人だったようだ。
その後ブームも去り業界は縮小、手を広げすぎたことに加え2005年に社長が違法昆虫の密輸により逮捕、起訴。
〇「ナラオオ(旧奈良オオクワセンター)の終焉 」
〇奈良オオクワセンター
しばらくは場所を移動、規模を縮小し飼育用品の販売は行っていたが最終的には廃業し全く別の事業を開始して出直し。
子供の頃から虫、昆虫には興味があり大人になっても珍しい生き物がペットショップに並んでいると立ち止まる程度には興味があったが、当時2000年代初頭には全く飼育などはしていなかった。
このブログを見ながら記憶を辿ると池袋の英会話学校に通い英語を習いだした頃で、まだバイクの免許も所持していなかったくらい昔の話。その後国産のカブトムシやオオクワガタ、ダイオウヒラタなどを断続的に飼育してきたが、20年経過して2020年代になりヘラクレスの幼虫・成虫を飼育するようになるとは思わなかった。
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